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多頭飼い世帯のペット保険 — 割引の有無と2頭分保険料シミュレーション

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多頭飼い割引の実態 — 全社に用意されているわけではない

複数のペットを飼う世帯では、1頭ずつ個別に保険料を支払うため、月々のコストが相当な規模になる。「多頭飼い割引」はそのコストを抑える仕組みだが、全ての保険会社が提供しているわけではない。

DB(insurance_productsテーブル)および各社の公式情報を照合した結果、多頭飼い割引の有無は以下の通りだ。

会社多頭飼い割引割引内容の概要条件
アニコム損害保険あり2頭目以降の保険料を割引同一契約者で複数契約
アイペット損害保険あり2頭目以降に割引適用同一契約者で複数契約
楽天損害保険公式サイトに記載なし
FPC公式サイトに記載なし
au損害保険公式サイトに記載なし
SBIいきいき少額短期保険公式サイトに記載なし
ペット&ファミリー損害保険公式サイトに記載なし
ペットメディカルサポート公式サイトに記載なし
日本ペット少額短期保険公式サイトに記載なし
イーペット少額短期保険公式サイトに記載なし

「公式サイトに記載なし」の会社については、割引が存在しない可能性が高いが、代理店経由や特定キャンペーン期間中に設定される場合もある。加入検討時には各社に直接確認することを推奨する。

アニコム・アイペットの多頭割引の条件と割引率

アニコム損害保険とアイペット損害保険は、多頭飼い世帯向けの割引制度を明示している。

アニコム損害保険 2頭目以降の保険料が割引となる(具体的な割引率は契約時の確認が必要)。同一名義で複数頭を同時加入する際に適用される。すでに1頭加入済みの場合、2頭目の加入タイミングで割引が適用されるか否かは契約内容による。

アイペット損害保険 同一契約者で2頭目以降を加入する場合に割引が設定される。プランや犬種によって割引率が異なるため、見積もりを取る際に「多頭飼い割引適用後の保険料」を明示させること。

アイペット損害保険約款第15条(継続と多頭飼い):「同一名義人が複数の保険契約を締結する場合、各保険料の計算において所定の割引が適用される場合がある」(約款表現を概略化)

割引率が非公開または変動制の会社については、契約時の見積書で最終金額を確認する。割引込みの保険料と、割引なしで2社に分けて加入した場合のコストを比較する視点が必要だ。

小型犬2頭の場合の保険料シミュレーション

多頭割引がない場合、2頭分の保険料はシンプルに2倍になる。DBの保険料データ(小型犬・70%プラン)をもとに、代表的な年齢での月額保険料を比較する。

小型犬2頭(70%プラン)の月額保険料合計(多頭割引なしの場合)

会社0歳×2頭(月額合計)5歳×2頭(月額合計)10歳×2頭(月額合計)
FPC¥3,900¥4,460¥6,020
楽天損害保険¥4,240¥5,640¥8,640
SBIいきいき少額短期保険¥3,924¥5,076¥12,330
au損害保険¥4,960¥6,120¥14,220
ペット&ファミリー損害保険¥4,660¥4,260— ※
アニコム損害保険¥6,360¥6,960¥12,300
アイペット損害保険¥5,980¥7,480¥12,980
ペットメディカルサポート¥4,780¥5,620¥8,240

※ ペット&ファミリーは12歳以上の保険料データなし

この数値に多頭割引(例:10%割引)が適用される場合、月額合計が数百円〜数千円単位で変わってくる。年間換算すると、2頭で10%割引であれば年4,000〜14,000円程度の差が生じる計算だ。

犬+猫の組み合わせと保険料

同一保険会社に犬1頭と猫1頭を加入させる場合の保険料を比較する。同じ保険会社で両方を管理することで、多頭割引が適用される場合や、保険の管理が一元化できるメリットがある。

小型犬(0歳)+ 猫(0歳)、70%プランの月額合計

会社小型犬0歳猫0歳合計
FPC¥1,950¥1,590¥3,540
SBIいきいき少額短期保険¥1,962¥1,404¥3,366
楽天損害保険¥2,120¥1,800¥3,920
ペット&ファミリー損害保険¥2,330¥1,840¥4,170
au損害保険¥2,480¥2,160¥4,640
ペットメディカルサポート¥2,390¥2,190¥4,580
アイペット損害保険¥2,990¥2,650¥5,640
アニコム損害保険¥3,180¥2,630¥5,810

SBIとFPCが月額合計で安い。ただし猫の場合、猫特有の疾患(慢性腎臓病・FLUTDなど)への補償設計も重要な比較軸となるため、保険料だけでなく補償範囲も確認が必要だ。

多頭飼い世帯で注意すべき視点

1頭ずつ異なる会社に入る選択肢 多頭割引がある会社に統一する以外に、各ペットの特性(犬種・年齢・リスク)に合わせて最適な会社を個別に選ぶ方法もある。例えば、パテラリスクが高い小型犬にはアニコムを選び、猫にはコスト重視でSBIを選ぶ組み合わせだ。管理は2社に分散するが、各ペットの補償最適化が図れる。

年齢差がある場合の将来コスト

若いペットと高齢のペットを同時に抱える場合、高齢ペットの保険料が年々上昇することを計画に組み込む必要がある。10歳以上になると保険料が0歳時の2〜3倍になる会社も多く、2頭分の合計コストは想定を超えることがある。

更新時の条件変更リスク 多頭飼いで同一会社に加入している場合、一方のペットに多額の保険請求が発生した際に、もう一方の更新条件まで影響を受けるかどうかは各社の約款で確認が必要だ。イーペットでは保険金請求額が多い加入者に不担保特約が付与された事例があり(出典: https://inunavi.plan-b.co.jp/e-pet/)、多頭飼い世帯では複数頭分のリスクが集中する点を意識する。

保険の更新条件の詳細は更新条件の落とし穴、各社の保険料比較の詳細はペット保険の選び方を参照。

多頭飼い世帯の保険管理と事務負担の整理

複数のペットを同一会社で管理する場合、証券や保険証・請求書類が2頭分になる。これは手間でもあるが、同一会社であれば請求窓口が統一され、担当者との関係も継続しやすい利点がある。

会社を分ける場合の事務負担 異なる会社に加入すると保険料の支払い先・請求先・保険証の管理がそれぞれ異なる。年1回の更新手続きも2社分になる。ペット数が増えれば増えるほど管理コストが上がる。

高齢ペットと若いペットが混在する場合 老犬(10歳以上)と子犬(0〜3歳)を同時に保険に加入させる場合、老犬の保険料が高くなる傾向があるため、月額合計が想定より大きくなることがある。以下に小型犬の年齢差による月額差の例を示す。

年齢の組み合わせFPC月額合計アニコム月額合計楽天月額合計
0歳+3歳¥3,900¥6,100¥4,470
0歳+7歳¥4,180¥7,610¥4,700
0歳+12歳¥4,960¥10,300¥7,300
3歳+10歳¥4,960¥9,070¥6,670

FPCはフラット型保険料のため老犬との組み合わせでも合計が低く安定する。アニコムは12歳の場合に7,120円/月まで上昇するため、老犬との組み合わせでは月1万円を超える。多頭飼い世帯では全ペットの現在年齢と将来の保険料推移を試算した上で会社を選ぶことで、長期的なコスト管理がしやすくなる。